第六話 感情
2008年 04月 26日
Atori「覚悟・・・か・・・」
呆然と考えるAtori
Atori「その前に、レベル上げないとな」
(・・・パーティくもっかな・・・)
Atori「ん~・・・」
Atoriが考えている時、一人のソーサラーがAtoriに話しかけた
「あの~・・・どうかしましたか?」
-第六話 感情 -
Atoriに話しかけたのは女ソーサラーだった
そのソーサラーは背中に天使の羽のようなものがついていて、パタパタと自動的に動いているようだった
Atoriがぼーっとしていると、彼女は急にこう言った
「あの~あとりさん、こんにちは^^
よかったら、一緒に狩りでも行きませんか?」
Atoriはようやく何かから目覚めたように
Atori「あ!こんちは。俺も今相手探してたとこだった」
セツナ「よかった~、なら、メンバーアドレス、私と交換しませんか?私、セツナっていうの、よろしくね^^」
Atori「あ、俺Atori、よろしく」
セツナは急に話を変えた
「Atoriさんて、あの人のサブとか違うよね?」
セツナがいうあの人とは、おそらくあの有名なPKKギルド、『eternal shine』のギルドマスター、アトリのことだろう
Atori「まったく関係ない、むしろそーゆーのでPKされるわ、いろんなやつに誤解されるわ・・・いろいろとめんどい」
セツナ「あ、そうだったの・・・ならごめん、変なこと聞いちゃって・・・」
Atori「謝らなくていい、もう慣れた」
セツナ「そっか♪ならレベル上げでもいこっ、場所は、オーランド平原で」
∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥
オーランド平原、適正レベル3
Atori「オーランド平原ね~・・・」
セツナ「ん?どうかした?」
Atori「・・・いや、特に」
セツナ「なら、バンバンレベル上げましょ♪」
Atori「おう」
∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥
セツナ「お、ゴブリン発見!」
Atori「よし、先制だ」
Atoriとセツナはゴブリンに見つからないようにゆっくりと近づいた
Atori「いまだっ!」
隙をみてAtoriが先制攻撃をしかけに走り、斬る
Atori「てぁっ!」
不意を打たれたゴブリンはグオッと言って吹っ飛び、バトルフィールドの壁で跳ね返った
Atori「はぁっ!とぉっ!」
Atoriの短剣がどんどんゴブリンにヒットしていく
後ろから詠唱していたセツナが魔法を唱えた
セツナ「くらえ、ライトニング!」
ゴブリンの頭上に稲妻が落ちてきた
ズドーン!
激しい音と共にゴブリンはバタッと倒れた
前衛にいたAtoriは軽くびっくりしている
セツナ「へっへーん、すごいでしょ?ソーサラーも」
(あんま認めたくないけど凄かった・・・)
セツナ「何?驚いて声も出ない?
それともパソコンから離れてる?w」
Atori「まあ、凄いんじゃね?」
セツナ「あ、いたかwまあ、どんどんいこ♪」
次々とモンスターを狩っているうちにAtori、セツナはレベル4になった
Atori「そういえばさ、ここのクエストクリア条件ってなんだっけ?」
セツナ「確か・・・ボス倒すんじゃなかったっけ?」
Atori「ボスか・・・ボスと戦ったことある?」
セツナ「いや、ない^^;アトリさんは?」
Atori「ない・・・」
セツナ「ならお互い初なんだね、まあやってみよw」
∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥
Atoriとセツナはエリアの最端部に着いた
そこには今まで見たことのないような馬鹿でかいモンスターがいた
Atori「なあ・・・」
セツナ「何・・・?」
Atori「デカすぎじゃね?w」
セツナ「だねw」
ここのボスは体長が一般プレイヤーの2、5倍あり、右手にはでかいこん棒らしき物を持っている
Atori「ドラクエのギガンテスみたいだ・・・w てか名前ギガヘイトとか、軽くパクってるしw」
セツナ「そ、そんなこともあるさ^^;まあがんばろw」
Atori「よし、行くぞ」
セツナ「うん」
Atoriとセツナは先制攻撃を仕掛けるためにまたゆっくりと近づき、そして走って斬りかかろうとした
だが、その時ギガヘイトはAtoriとセツナに気付いた!
Atori「やばっ!離れろ、セツナ!気付かれた!」
二人の存在に気付いたギガヘイトはこん棒をAtoriに向かって振り下ろした
ズドーン
地面にひびが入る
Atoriは間一髪で横に飛んで助かった
だがすぐにギガヘイトは標的をセツナに変えた
セツナは詠唱していて動けない!
ギガヘイトはセツナの方向に歩きだした
ドスーン、ドスーンと地面が響く
(俺はともかく、ソーサラーのセツナがあの一撃を喰らうとやばいぞ!)
そう思っている間にもギガヘイトは一歩一歩セツナに歩み寄って行く
(ここで俺が止めないと!)
そう思った瞬間、力がみなぎった、覚醒が発動したのだ
しかし、まださすがにイノセンスは出ない
だが今のAtoriにはそれで十分だった
『セツナを救う』という気持ちが、彼を強くした
Atoriの体は水色のオーラで包まれた
それと同時に全ての能力値が上昇した
Atori「おらぁぁぁ!」
気付いたら、ギガヘイトに向かって走りだしていた
Atori「くらえ!疾風双刃!」
ギガヘイトはAtoriの攻撃でよろめいた
セツナは、助かった^^;といい、詠唱を終わり、魔法を唱えた、
ストロングウィンド!
そう唱えた時、風がギガヘイトを切り刻んだ
ギガヘイトは大ダメージを受け、その場に倒れ込んで動かなくなった
Atori「ふぅ・・・」
セツナ「やった!」
セツナはぴょんぴょん跳ねている、余程嬉しかったのだろう
-Atoriはアイテム、聖剣・如月を手に入れた-
-セツナは魔法杖・美月を手に入れた-
セツナ「お互い欲しいのが出てよかったね♪」
Atori「ああ、そうだなw」
そろそろ街に帰るか、と言ったらはーい(^o^)/と陽気に答えた
街に帰る途中で、セツナはふとこんな事を口にした
セツナ「アトリさん、最初に会った時よりも明るくなった♪私は、明るい方がいいと思うよ^^」
Atori「そうだな、まあ、できるだけ明るくやってみる。だが、ニコニコはつかわねえw」
セツナ「そこまでは要求しませんw」
Atori「さ、帰るぞ」
セツナ「はーい」
∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥
~セントヘイナ~
セツナ「またレベル上げ一緒にしよーね♪」
Atori「ああ」
そういうとセツナはログアウトした
感情は、生きていく上で必要なことだ
~第六話 感情~ 完
◆・.。*†*。.・◆・.。*†*。.・◆・.。*†*。.・◆・.。*†*。.・◆◆・.。*†*。.・◆
なんかちみちみ書いているともう六話目に入りました(´・∀・`)
まだまだ未熟ですが、見てくれている方には感謝してます(´・ω・`)
ただいま、七話目を考え中です!
.hackみたいな感じで書くのが最終的な目標ですw
まあ、がんばりまーす(`・ω・´)
呆然と考えるAtori
Atori「その前に、レベル上げないとな」
(・・・パーティくもっかな・・・)
Atori「ん~・・・」
Atoriが考えている時、一人のソーサラーがAtoriに話しかけた
「あの~・・・どうかしましたか?」
-第六話 感情 -
Atoriに話しかけたのは女ソーサラーだった
そのソーサラーは背中に天使の羽のようなものがついていて、パタパタと自動的に動いているようだった
Atoriがぼーっとしていると、彼女は急にこう言った
「あの~あとりさん、こんにちは^^
よかったら、一緒に狩りでも行きませんか?」
Atoriはようやく何かから目覚めたように
Atori「あ!こんちは。俺も今相手探してたとこだった」
セツナ「よかった~、なら、メンバーアドレス、私と交換しませんか?私、セツナっていうの、よろしくね^^」
Atori「あ、俺Atori、よろしく」
セツナは急に話を変えた
「Atoriさんて、あの人のサブとか違うよね?」
セツナがいうあの人とは、おそらくあの有名なPKKギルド、『eternal shine』のギルドマスター、アトリのことだろう
Atori「まったく関係ない、むしろそーゆーのでPKされるわ、いろんなやつに誤解されるわ・・・いろいろとめんどい」
セツナ「あ、そうだったの・・・ならごめん、変なこと聞いちゃって・・・」
Atori「謝らなくていい、もう慣れた」
セツナ「そっか♪ならレベル上げでもいこっ、場所は、オーランド平原で」
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オーランド平原、適正レベル3
Atori「オーランド平原ね~・・・」
セツナ「ん?どうかした?」
Atori「・・・いや、特に」
セツナ「なら、バンバンレベル上げましょ♪」
Atori「おう」
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セツナ「お、ゴブリン発見!」
Atori「よし、先制だ」
Atoriとセツナはゴブリンに見つからないようにゆっくりと近づいた
Atori「いまだっ!」
隙をみてAtoriが先制攻撃をしかけに走り、斬る
Atori「てぁっ!」
不意を打たれたゴブリンはグオッと言って吹っ飛び、バトルフィールドの壁で跳ね返った
Atori「はぁっ!とぉっ!」
Atoriの短剣がどんどんゴブリンにヒットしていく
後ろから詠唱していたセツナが魔法を唱えた
セツナ「くらえ、ライトニング!」
ゴブリンの頭上に稲妻が落ちてきた
ズドーン!
激しい音と共にゴブリンはバタッと倒れた
前衛にいたAtoriは軽くびっくりしている
セツナ「へっへーん、すごいでしょ?ソーサラーも」
(あんま認めたくないけど凄かった・・・)
セツナ「何?驚いて声も出ない?
それともパソコンから離れてる?w」
Atori「まあ、凄いんじゃね?」
セツナ「あ、いたかwまあ、どんどんいこ♪」
次々とモンスターを狩っているうちにAtori、セツナはレベル4になった
Atori「そういえばさ、ここのクエストクリア条件ってなんだっけ?」
セツナ「確か・・・ボス倒すんじゃなかったっけ?」
Atori「ボスか・・・ボスと戦ったことある?」
セツナ「いや、ない^^;アトリさんは?」
Atori「ない・・・」
セツナ「ならお互い初なんだね、まあやってみよw」
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Atoriとセツナはエリアの最端部に着いた
そこには今まで見たことのないような馬鹿でかいモンスターがいた
Atori「なあ・・・」
セツナ「何・・・?」
Atori「デカすぎじゃね?w」
セツナ「だねw」
ここのボスは体長が一般プレイヤーの2、5倍あり、右手にはでかいこん棒らしき物を持っている
Atori「ドラクエのギガンテスみたいだ・・・w てか名前ギガヘイトとか、軽くパクってるしw」
セツナ「そ、そんなこともあるさ^^;まあがんばろw」
Atori「よし、行くぞ」
セツナ「うん」
Atoriとセツナは先制攻撃を仕掛けるためにまたゆっくりと近づき、そして走って斬りかかろうとした
だが、その時ギガヘイトはAtoriとセツナに気付いた!
Atori「やばっ!離れろ、セツナ!気付かれた!」
二人の存在に気付いたギガヘイトはこん棒をAtoriに向かって振り下ろした
ズドーン
地面にひびが入る
Atoriは間一髪で横に飛んで助かった
だがすぐにギガヘイトは標的をセツナに変えた
セツナは詠唱していて動けない!
ギガヘイトはセツナの方向に歩きだした
ドスーン、ドスーンと地面が響く
(俺はともかく、ソーサラーのセツナがあの一撃を喰らうとやばいぞ!)
そう思っている間にもギガヘイトは一歩一歩セツナに歩み寄って行く
(ここで俺が止めないと!)
そう思った瞬間、力がみなぎった、覚醒が発動したのだ
しかし、まださすがにイノセンスは出ない
だが今のAtoriにはそれで十分だった
『セツナを救う』という気持ちが、彼を強くした
Atoriの体は水色のオーラで包まれた
それと同時に全ての能力値が上昇した
Atori「おらぁぁぁ!」
気付いたら、ギガヘイトに向かって走りだしていた
Atori「くらえ!疾風双刃!」
ギガヘイトはAtoriの攻撃でよろめいた
セツナは、助かった^^;といい、詠唱を終わり、魔法を唱えた、
ストロングウィンド!
そう唱えた時、風がギガヘイトを切り刻んだ
ギガヘイトは大ダメージを受け、その場に倒れ込んで動かなくなった
Atori「ふぅ・・・」
セツナ「やった!」
セツナはぴょんぴょん跳ねている、余程嬉しかったのだろう
-Atoriはアイテム、聖剣・如月を手に入れた-
-セツナは魔法杖・美月を手に入れた-
セツナ「お互い欲しいのが出てよかったね♪」
Atori「ああ、そうだなw」
そろそろ街に帰るか、と言ったらはーい(^o^)/と陽気に答えた
街に帰る途中で、セツナはふとこんな事を口にした
セツナ「アトリさん、最初に会った時よりも明るくなった♪私は、明るい方がいいと思うよ^^」
Atori「そうだな、まあ、できるだけ明るくやってみる。だが、ニコニコはつかわねえw」
セツナ「そこまでは要求しませんw」
Atori「さ、帰るぞ」
セツナ「はーい」
∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥
~セントヘイナ~
セツナ「またレベル上げ一緒にしよーね♪」
Atori「ああ」
そういうとセツナはログアウトした
感情は、生きていく上で必要なことだ
~第六話 感情~ 完
◆・.。*†*。.・◆・.。*†*。.・◆・.。*†*。.・◆・.。*†*。.・◆◆・.。*†*。.・◆
なんかちみちみ書いているともう六話目に入りました(´・∀・`)
まだまだ未熟ですが、見てくれている方には感謝してます(´・ω・`)
ただいま、七話目を考え中です!
.hackみたいな感じで書くのが最終的な目標ですw
まあ、がんばりまーす(`・ω・´)
by reborn24
| 2008-04-26 07:09
| オリジナル小説!?